排水管

この記事では排水管つまり場所別の原因と解決方法について取り上げていきますので、排水管がつまってお困りだという方は是非とも参考にして役立ててみてください。

 

※あくまでも参考程度として捉えていただけると幸いです。必ずつまりが解決できるという保証はありません。

 

 

1.「排水管つまり場所別の原因」

 

それでは排水管のつまりを場所別に原因を取り上げつつ見ていきます。

 

・キッチン

 

キッチンは毎日料理等するところなので、かなり使用頻度の高い場所となるでしょう。したがって、食材カスや洗剤カス、油などの汚れが蓄積しやすい場所でもあります。

 

特に油の汚れと洗剤カスを放置してしまうと、食材カスが付着しやすい環境ができてしまい、最後には排水管を塞いでしまう可能性があります。

 

よって定期的に掃除してあげることで、排水管のつまりは予防ができますので、週12回、キッチンは掃除するようにしてください。

 

・お風呂

 

お風呂も排水口と排水トラップに、髪の毛や皮脂などが蓄積しやすいこともあり、水が流れにくくなり、つまりやすい場所です。

 

特にお風呂という場所は、浴槽と洗い場の2箇所に排水口があります。

 

その排水口が、髪の毛や皮脂、更には固形物(異物)などによってつまりを引き起こしてしまうのです。

 

因みに固形物(異物)というのは、詰め替え用のシャンプー・リンスの切れ端などが知らず知らずのうちに、排水口に流れていってしまい、それらが蓄積されてつまりを引き起こしてしまうケースも少なくありません。

 

よって詰め替え作業などをするときは、キッチンや洗面所にてするようにすることで、切れ端がお風呂の排水口につまるということはなくなるでしょう。

 

切れ端が出たならば、すぐにゴミ箱に処理するようにしてください。

 

・洗面所

 

洗面所の排水管は皮脂や垢で一杯になっています。これは顔を洗ったり、手を洗ったり、人によっては髪の毛なども洗うことがあるかと思いますので、どうしても洗面所の排水管も汚れがちになってしまうのです。

 

ここに石鹸カスが加わってしまうと、ヘドロ状の塊が形成され、水が流れにくくなってしまいます。

 

最後には洗面所の排水管もつまってしまうのです。

 

・トイレ

 

トイレの排水管がつまってしまう一番の原因としては、トイレットペーパーの流しすぎにあります。また、節水しているトイレも排水管のつまりを引き起こしてしまうこともあるのです。

 

また、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、スマホやおもちゃなどを誤ってトイレに流してしまい、トイレがつまってしまうというケースも報告されています。

 

基本的にスマホやおもちゃのような固形物(異物)は流れずにつまってしまいますので、絶対に流さないように注意することが非常に大切です。

 

 

2.「排水管つまり場所別の解決方法」

 

この項目においては排水管つまり場所別の解決方法について取り上げていきます。是非参考にしてください。

 

 

・「パイプクリーナーを使う」

 

このパイプクリーナーを使うという方法は、非常に簡単なつまりの解決方法となりますので、是非とも試してみてください。

 

因みにパイプクリーナーというものは、キッチンやお風呂、洗面所に使えますのでほぼオールマイティーに使えます。

 

しかしながら、トイレには効果がないことが多いのでトイレはトイレ用のパイプクリーナーを用意してください。

 

因みにトイレの場合は、画像のような錠剤タイプのトイレ洗浄剤が存在します。(※画像はトイレの排水管ではありませんので注意してください)

 

錠剤タイプのトイレ洗浄剤は、トイレの水たまり部分に入れ、30分~1時間程度放置して、トイレを流してあげることでトイレのヌメリなどを解消するので、つまりの予防には最適といえるでしょう。

 

話が脱線しましたので、話を戻したいと思います。

 

パイプクリーナーはドラッグストアやディスカウントショップ等で購入できます。価格の方も200円台~800円台とお手頃なので自分の好きなものをチョイスしてみてください。

 

パイプクリーナーの使い方としては、適量を排水口や排水管に注いでください。

 

その後、30分~40分程度放置して、水でしっかりと洗い流してください。

 

これで軽度のつまりならば確実に解決することができますし、つまりの予防としても最適ですので、是非一度は試してみてください。

 

・「ラバーカップを使う」

 

基本的にラバーカップというものは、トイレのつまりに有効です。しかしながら、現在ではキッチンや洗面所でも使えるラバーカップがリリースされていますので、確認してみてください。

 

因みにトイレのつまりに使用する場合は、トイレの止水栓をしっかりと閉めてから、汚水対策にビニール袋(不要になった)を数枚敷いてください。

 

ラバーカップの使い方としては、ラバーカップを排水口と水平になるように密着させてください。その後、ゆっくりと押し込んで、スッと引き抜きます。

 

この作業を繰り返してあげることで、トイレの水が流れてゆき、トイレのつまりが解消されるという理屈になります。

 

 

しかし、これでもつまりが解決しない場合は、自分の信頼できる水道修理業者へ相談・依頼して対処しましょう。