この記事では洗濯機の排水口からの悪臭の原因と解決方法について取り上げていきますので、是非とも参考にして役立ててみてください。(※あくまでも参考程度とご理解いただけると幸いです)
1.「洗濯機の排水口からの悪臭の原因」
それでは最初に洗濯機の排水口からの悪臭の原因について見ていくとします。
洗濯機の排水口から下水のような悪臭が漂っている場合は、排水口の部品破損が考えられます。また、排水が上手にできておらず封水切れが主な原因でしょう。
基本的に洗濯機には排水トラップがついていることが一般的です。(排水トラップがない物件もあります)
この排水トラップが、下水からの臭いを防ぐ役割を担っています。
排水される経路の途中に水を溜めて、空気の通り道を遮断。そして、下水からの臭いを防いでくれているのと同時に、下水にいる害虫侵入防止の役割も担ってくれているのです。
また、悪臭が下水臭ではないときは、排水口に溜まった汚れが、雑菌を繁殖させてしまっている可能性があります。この悪臭原因は、洗剤カスや洋服の糸くずや付着している汚れなどが挙げられます。
※チェックポイントとして
基本的に3ヵ所ほどチェックしていただきたいポイントがあります。
・排水トラップの破損がないかの確認
やはり排水トラップが破損していると封水が溜まらないことが多いので、結果的に悪臭の原因となってしまいます。
そこで排水トラップを取り外し、排水トラップが破損していないか確認してみてください。排水トラップを取り外す際には、力任せに取り外したりしないように注意が必要です。
あまりにも力を加え過ぎると、排水トラップが破損してしまう可能性があります。
・排水口が汚れていないかの確認
排水口が汚れている場合は、悪臭の原因のひとつとなってしまいます。
やはり日頃頃からきちんと手入れされている排水口であれば、悪臭を放つこともありません。しかしながら、排水口などの掃除は忘れてしまうことが多いのも事実。
または、後回しになってしまうことが多いでしょう。
よって悪臭が漂ってしまっているときは、排水口が汚れていないか確認して、汚れていれば掃除するようにしてください。
・排水ホースが折れ曲がり破損していないかの確認
もうひとつの悪臭の原因として挙げられるのが、排水ホースの破損です。
排水ホースが折れ曲がり、破損している場合は、悪臭を放ってしまいます。よって、排水ホースがきちんと設置され、稼働しているか確認することも必要になってきます。
因みに、排水ホースの交換を希望される場合は、現在使っている排水ホースが傷んでからで十分間に合います。
排水ホースの取付手順については、最後に少しだけ触れていきますので、参考にしてみてください。
2.「洗濯機の排水口からの悪臭原因の解決方法」
この項目においては洗濯機の排水口からの悪臭原因の解決方法について解説致します。
排水口から悪臭がする場合は、先ずは掃除することが必要だという認識を持ってください。意外にも簡単な掃除するだけで、悪臭から解放されることが多いのも事実なのです。
・排水口、排水トラップの掃除
排水口というものは基本的に複数の部品によってできています。
格子状のフタ部分と中のトラップ部分を外して掃除する必要があります。
しかしながら、意外にも複雑な構造をしている排水トラップも存在しているのも事実。よって、無理して取り外そうとすると破損してしまう可能性がありますので、無理は禁物です。
どうしても排水トラップを掃除したいときは、信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。
また、排水トラップを簡単に取り外せるご家庭であれば、ご自分で手入れが可能です。
基本的にパイプクリーナーを使いましょう。
パイプクリーナーを100ml~200mlほど使用して、30分~1時間ほど放置してください。
その後、しっかりと洗い流すことで悪臭が無くなります。
もっと細かい手入れをしたい場合は、使わなくなった歯ブラシやスポンジ、手へ付着する汚れが気になる場合は、ビニール手袋を用意しておくと良いでしょう。
・排水ホースの掃除
次に取り上げる悪臭解決方法は、排水ホースの掃除です。
排水ホースを掃除する場合は、排水ホースを取り外す必要があります。先ずは排水ホースを固定しているホースクリップを外してください。
ホースクリップを外したら、排水ホースを取り外せます。
排水ホースを取り外したら、片方にラップをしてください。ラップをした後に、漂白剤を流して、30分~1時間放置してください。
その後、水またはぬるま湯を排水ホースの中に流してキレイにできます。
おまけ:排水ホースの交換
排水ホースが古くなって交換したい場合もあるかと思います。
そのようなときは排水ホースを交換してしまいましょう!排水ホースの交換は、外したときの手順の逆になります。
ホースクリップを挟んでしっかりと取り付けてください。
排水ホースの反対側は、排水エルボを確実につないで、しっかりと止めるようにしてください。
また、ご自分の手には負えない場合は、信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。