この記事では和式トイレが詰まった際の解決方法などについて取り上げていきたいと思いますので、参考にしてください。(※あくまでも参考程度と捉えてくださると幸いです)
1.「和式トイレ」
現在、殆んど姿を見かけることがなくなった和式トイレ。
和式トイレは2000年以降、新築住宅やマンション、改築されたマンションや住宅のトイレは9割以上が洋式トイレとなっております。
よって和式トイレは古い建物以外では殆んど姿を見かけることはなくなりました。
和式トイレが姿を消しつつある理由としては、現代人はやはり殆んど洋式トイレを好む傾向があるということや、高齢化社会によって和式トイレの需要が低くなっています。
また、現在の小学生などは和式トイレの使い方も知らないという実情があります。そして、見かけも不衛生で不人気ということや、和式トイレが壊れてしまうと修理に非常に手間がかかってしまうという欠点があるのです。
例えば、洋式トイレで不具合が生じたとしても洋式トイレは外して修理や交換することが可能ですが、和式トイレは取り外しができません。
この場合は、和式トイレを壊してから修理する必要がでてくるのです。
特に水に溶けてくれない固形物を流した際に詰まりなどが生じた際には、最悪の場合、和式トイレを壊してから修理することもあります。
このような欠点のある和式トイレですが、まだまだ現役であることも事実です。
理由としては、公共の場のトイレになると、他人と肌を間接的に合わせる洋式トイレに抵抗があるという人もいますので、和式トイレがなくなることはないでしょう。
2.「和式トイレの詰まり解決方法」
この項目においては和式トイレの詰まりの解決方法を方法別に解説していきますので、是非役立ててみてください。
・お湯を流す
和式トイレの詰まりは水を流した時に詰まっています。水は便器内にたまります。徐々に水位が下がる場合は、大量のトイレットペーパーや便、尿石やら水に溶けにくい紙類などが詰まってしまっている場合があります。
このような詰まりを解消するときは、お湯を使ってみましょう。
基本的にお湯は、常温の水よりも温度が高いです。温度が高いお湯を流すだけで、意外にも簡単に流れてくれる可能性が非常に高いです。
現に和式トイレの詰まりが、お湯を流しただけで完治したという事例もあります。
ここで注意して欲しいのが、和式トイレの詰まりに熱湯を使うのはご法度です。これは和式トイレに限らず洋式トイレの詰まりでも同じことがいえます。
基本的にトイレの素材は陶器でできています。
その陶器に対して、熱湯を流してしまうと陶器が破損したり、ヒビが入ってしまう可能性があるのです。
したがってお湯といってもぬるま湯か、ちょっと熱めのお湯(50℃~60℃)ほどのお湯をチョイスしてトイレに流してください。
・ラバーカップを使う
和式トイレの詰まりを解決する方法として、ラバーカップを使うという方法があります。ラバーカップにも洋式トイレ用のラバーカップ、和式トイレ用のラバーカップとありますので、和式トイレ用のラバーカップをチョイスするようにしてください。
トイレの詰まりを解消する方法として、ラバーカップをチョイスするというのは王道といっても過言ではないでしょう。
洋式トイレ用は、半円形状のゴムの部分から出っ張りがあります。一方で和式トイレ用のラバーカップには、この出っ張りがありません。
きちんと見分けるようにしてください。
・ラバーカップの使い方
次にラバーカップの使い方を見ていきましょう。
ラバーカップの使い方としては、基本的に洋式トイレ用のラバーカップと同じ使い方になります。
水が流れていく部分にラバーカップを押し当ててください。そして、ゆっくり押して引いて、ゆっくり押して引いてを繰り返すことで、和式トイレの詰まりは解消されるはずです。
・重曹とクエン酸
次にご紹介する和式トイレの詰まり解決方法は、重曹とクエン酸を用いた和式トイレの詰まり解決方法です。
この重曹とクエン酸は詰まりを解消してくれる作用があります。
重曹とクエン酸だけでも十分なのですが、ここにお湯(ぬるま湯など)を加えるとさらに効果が高くなってくれます。
・重曹とクエン酸を使って詰まりを解決する手順
次にご紹介するのは重曹とクエン酸を使って詰まりを解決する手順について取り上げていきます。
手順としては非常に簡単です。
先ず重曹を先に入れてください。(和式トイレの水が溜まっている部分に)次に、クエン酸を入れ、次にお湯を入れていきます。
因みにクエン酸が用意できない場合は、酢でもOKです。
この状態で1時間以上放置してください。
その後、水を流してみて詰まりが解消されていれば、この方法は成功といえます。
しかしながら、異常の手を使っても詰まりが解消されない場合もあります。そのようなときは、自分で何とかしようとせずに無理せず信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。