トイレつまり!お湯で解決できるの?絶対ダメな熱湯!

お湯

この記事ではトイレが詰まってしまった際にお湯で解決できる方法を紹介しつつ、トイレが詰まってしまう原因なども見ていきますので、是非とも参考にして役立ててみてください。(※あくまでも参考程度としてください)

 

 

1.「トイレが詰まる原因とは?」

 

先ずトイレが詰まる原因について見ていきましょう。

 

・トイレットペーパーの流しすぎ

 

トイレが詰まる原因として一番多いのが、トイレットペーパーの流し過ぎです。特に神経質な方は、用を足した後に大量のトイレットペーパーを使うことが多いかと思います。

 

しかしながら、トイレットペーパーを流しすぎてしまいますと、トイレが詰まってしまいますので注意が必要です。

 

・誤って落とした異物

 

トイレに誤って落としてしまった異物なども詰まりの原因になります。特に小さなお子様がいるご家庭になりますと、おもちゃなどをトイレに誤って落としてしまい詰まってしまったという声を多く聞きます。

 

このようにおもちゃなどの固形物をトイレに落としてしまいますと、必ずトイレは詰まってしまいますので、異物(固形物)は落とさないように気を付けましょう。

 

・トイレの排水管のヌメリ

 

もうひとつトイレの詰まりの原因として挙げられるのが、トイレの排水管のヌメリです。

 

排水管のヌメリの度合いが少々ならば、詰まることはまずありませんが、長年かけて蓄積されてしまったヌメリは徐々に大きくなりトイレを詰まらせるほどにヌメリの度合いがひどくなってしまいます。

 

因みにトイレのヌメリの解消方法としては、週12回程ジェル状のトイレクリーナーを流してやることでヌメリの度合いは大分緩和されますし、錠剤タイプの洗浄剤を週末にでも使うことで詰まりを防ぐことができます。

 

錠剤タイプの洗浄剤は、トイレの水溜まり部分に投げ入れて、30分程度放置して水を流すだけなので、簡単にトイレの詰まりを防げます。

 

こう考えてみますと、日々のトイレ掃除も非常に大切なことが分かります。

 

・そもそも流す水の量が少ない

 

トイレで用を足した際に水を流すのが当然ですが、その水の量自体が少なすぎてトイレが詰まってしまうこともあります。

 

もっと詳しく書きますと、流したいものに対して水の量が少なすぎるということで詰まるというものです。

 

・節約でトイレタンクにペットボトルを入れている

 

水道代を節約しようとトイレタンクにペットボトルを入れている方もいらっしゃいますが、これは非常にオススメできません。

 

確かにトイレタンクにペットボトルを入れることで、水量の節約になりますので、水道代が自ずと節約にはなります。この部分を限ってみれば、メリットになるかもしれません。

 

しかしながら、デメリットとしては、水の量が少なすぎてトイレが詰まってしまうということです。

 

そして、もうひとつのデメリットとしては、トイレタンク内でペットボトルがタンク内の部品に引っかかり、部品を破損させてしまう可能性があるというデメリットがあります。

 

こうなってきますと、水道修理業者へ相談・依頼する必要が出てくるので余計な出費がかさんでしまうということになります。

 

 

2.「トイレの詰まりはお湯で解決できることがある!?」

 

最初に覚えていただきたいのが、水量の少なさが原因である詰まりと、異物(固形物)が原因で生じた詰まりに対しては、お湯は効果がありませんのでご注意ください。

 

お湯の効果が期待できる詰まりは、便やトイレットペーパー、少々のヌメリによる詰まりです。

 

特にトイレットペーパーはお湯を流すことで非常に溶けやすくなりますので、自ずと流れていってくれます。

 

・お湯の温度に注意せよ!

 

お湯といってもゆるま湯なのか、熱湯なのか迷うところですが、トイレの詰まりに使用するお湯はぬるま湯、若干熱めのお湯をチョイスしてください。

 

お湯というものは非常に分かりやすいもので、沸騰したお湯は100℃

 

そして、触って「熱い」と感じる温度が45℃です。この温度がベストでしょう。尚、40℃60℃ほどの温度のお湯を使っても大丈夫ですので、ベストな温度加減でお湯を用意してください。

 

・ゆっくりとお湯を流す

 

バケツ等にお湯を用意して、ゆっくりとお湯を流し入れていってください。これでトイレットペーパーやヌメリ、便などが原因によって生じている詰まりは殆んど解消されるはずです。

 

しかしながら、この方法も完全に詰まりを解消するものではありませんのでご了承ください。

 

基本的には「水よりはマシ」程度とご理解いただき、お湯で詰まりを解消できるという科学的エビデンスは存在していません。

 

※熱湯はご法度※

 

詰まりを解消しようと熱湯をチョイスするのはご法度です。

 

沸騰したての熱湯をトイレに流し入れてしまいますと、便器を傷める可能性がでてきてしまいます。

 

便器が傷むというのは、便器にヒビが入り修理が必要になり、場合によっては便器自体の交換しなくていけない可能性があるということです。

 

ぬるま湯等で対処してみたものの、トイレの詰まりが解消されない場合は、無理せずに信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。