お風呂のトラブルでよくある事例

お風呂のトラブル

今回は「お風呂のトラブルでよくある事例」にスポットをあてて解説していきたいと思いますので、万が一お風呂でトラブルが生じてしまった際に役立ててみてください。

 

 

1.「お風呂のトラブルでよくある事例」

 

それでは最初に「お風呂のトラブルでよくある事例」を取り上げていきたいと思います。

 

 

・お風呂の詰まり

 

先ずはお風呂のトラブルでよくある事例で一番多いと言っても過言ではないのが、お風呂の詰まりです。

 

お風呂が詰まる原因としては、基本的に髪の毛や皮脂、汚れ(ヌメリ)などが原因です。中には固形物が原因でお風呂が詰まってしまうこともあります。

 

特にお風呂が詰まったときの症状として一番多いのが、排水時の水の流れが非常に悪い。また、お風呂が詰まると悪臭の原因にもなってしまいます。

 

あまりにもひどいお風呂の詰まりの場合には、高圧洗浄が必要なときもあります。

 

修理費用としては、10,000円~40,000円程度となります。お風呂の詰まりが生じてしまった際は、自分で対処が難しいと判断できる場合、水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。

 

 

・蛇口やシャワーからの水漏れ

 

お風呂の蛇口やシャワーから水漏れが生じてしまう場合は、基本的に部品(パッキンなど)の劣化や破損での水漏れが殆んどです。

 

また、緩みなども関係しており、この場合は業者を呼んでもすぐに直してもらえることが多くて比較的、修理費用も安く済むことが多いのが特徴になります。

 

修理費用は大体ですが、5,000円~30,000円程度、中には出張費込みで10,000円前後という大変リーズナブルな価格で修理してくれる業者も存在します。

 

因みにバランス釜の場合は、シャワーからの水漏れがあっても異常ではありません。詳しく書きますと、バランス釜の蛇口で水を出す(使う)場合にシャワーから水漏れが生じてしまいます。

 

これはバランス釜の構造上、どうしてもシャワーから漏れることがあります。

 

よって普通にシャワーを使ったり、「止」という部分に合わせると水漏れはなくなるでしょう。蛇口で水を使うときだけの水漏れは、異常ではないのです。

 

しかしながら、普通にシャワーを使う際や「止」にしているにもかかわらず、水漏れがある場合は水漏れトラブルですので、水道修理業者へ相談・依頼するようにした方がいいでしょう。

 

 

・浴槽のひび割れなど

次にお風呂のトラブルで意外に多いのが、浴槽の中や外側のひび割れなどサビです。

 

基本的にこれらは塗装による補修をすることが一般的です。塗装費用としては、100,000円~150,000円と高額となってしまうことが多いです。

 

もちろんですが、お風呂の構造や浴槽の構造によっては、塗装費用も変動しますので、この辺もしっかりと押さえておきましょう。

 

因みに業者を呼ぶならば、水道修理業者ではなく、この場合はお風呂の塗装などにも対応できる塗装業者を呼んで対処してもらってください。

 

 

・シャワーの水圧が弱い

 

次に多いお風呂のトラブルとしては、シャワーの水圧が弱いというものです。

 

基本的にシャワーの水圧が弱い理由としては、シャワーフィルター部分の目詰まりや、上水栓の制限、給湯器の容量不足が原因であることが多いのです。

 

シャワーフィルターが目詰まりしている場合は、掃除することでシャワーの水圧は正常になります。また、上水栓が原因の場合は、上水栓を調整することで水圧は通常の状態に戻ります。

 

そして、給湯器の容量不足が原因の場合は、これは交換してあげるしか打つ手はありません。

 

因みにバランス釜の場合は、シャワーの水圧は弱いのです。

 

バランス釜にいたっては、シャワーの水圧が弱くてもトラブルではありませんので、安心してください。

 

 

・お風呂場が臭う

 

最後に取り上げるトラブルとしては、お風呂場が臭うというトラブルです。

 

お風呂場が臭ってしまう原因としては、お風呂各所のカビや雑菌です。お風呂は基本的に、毎日使われる場所であり、尚且つ湿度も高いのでカビや雑菌が生じやすい場所でもあります。

 

したがって日々の掃除は非常に大切ですし、湿気などを極力抑えるために、換気扇をフル稼働かせるなどして、お風呂場を乾燥させるようにしてください。

 

お風呂場を乾燥させることで、カビや雑菌、ヌメリの発生を予防できます。

 

因みにお風呂の排水口にパイプクリーナーを月に2度ほど、使うことで雑菌やヌメリを防ぐことができるうえ、詰まりの予防もできますので一石二鳥ですので、是非ともパイプクリーナーの使用を検討してみてください。

 

 

2.「基本的に修理業者へ依頼しましょう」

 

上記で解説したようにお風呂場には、様々なトラブルがつきものです。

 

そこで「なるべく自分で直したい」と考える方もいいのですが、結論から書きますと自分でお風呂場に関する修理は辞めたほうが賢明です。

 

正直申しまして、お風呂洗剤を使っての掃除やカビ取り、蛍光灯などの交換はご自分でされても構いませんが、給湯器や給排水管、排水口の修理となると素人では荷が重いので、辞めましょう。

 

自分で修理しようとして、かえって症状が悪化してしまうこともあります。

 

特に給湯器が故障している場合は、自分で給湯器の修理しようとするとガス漏れなどの危険がつきまといますので、絶対に自分で修理するのは辞めましょう。

 

もちろんですが、給排水管のトラブルやシャワーなどのトラブルも同じです。

 

ご自分の信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにされた方がいいですし、賃貸であれば大家さんや管理会社に連絡を入れて対応してもらうようにしてください。