この記事ではトイレの修理にはいったいいくらの費用が必要になってくるのか?トイレの修理内容別に相場を解説していきたいと思いますので、是非とも参考にして役立ててみてください。
1.「トイレ修理が必要な場合」
先ず最初にトイレ修理が必要な場合について見ていきましょう。
主な症状としては、「トイレの水漏れ」「トイレの水が止まらない」「トイレの水が流れない」になります。
・トイレの水漏れ
トイレが水漏れを起こす原因としては、主にこれら3つが原因なことが非常に多いです。
先ずひとつが「パイプ接続部分からの水漏れ」になります。基本的にパイプ接続部分からの水漏れについてはナットを締めることで水漏れが完治することが多いのですが、締めすぎるとパイプを破損させてしまう可能性もあります。
また、締めすぎは水漏れを結果的に悪化させてしまう可能性がありますので、ナットを締めるのが気になるという方は、信頼できる水道修理業者へ相談・依頼するようにしてみてください。
次は「パッキン劣化の水漏れ」です。
基本的にパッキンというものは消耗品になります。特にトイレなどの水回りに使うパッキンは消耗率も高くなってしまいます。
パッキンの寿命は大体10年~15年、長くて20年です。(もっと持つ場合もあります)
パッキン劣化による水漏れは、基本的にパッキンを交換してあげることで水漏れは直ります。しかしながら、パッキンにも色々な種類や規格があります。
したがって、違うパッキンなどをつけてしまうと水漏れが悪化してしまうことにも繋がりますので、自分の知識に自信のない方は、水道修理業者へ相談・依頼するようにした方が賢明でしょう。
次は「ウォシュレットからの水漏れ」です。
ウォシュレットというのは電気回路を使っていますので、水漏れによって感電や火災の可能性がありますので、ウォシュレットから電源を抜いて、止水栓を閉めてから水道修理業者へ相談・依頼するようにしましょう。
・トイレの水が止まらない
トイレタンクのあるトイレの場合は、タンク内で異音があったり、便器内にタンクから常に水が流れている場合は、タンク内の故障となります。
トイレタンク内は非常にデリケートな部分になりますので、無理せずに水道修理業者へ相談・依頼した方がいいです。
因みにタンクレストイレも、電気回路の不具合(リモコンやセンサー)で、水が止まらないということもありますので、水道修理業者へ相談した方がいいでしょう。
・トイレの水が流れない
次に修理が必要になるのは、トイレの水が流れないという症状になります。
トイレの水が流れないときに確認して欲しいことがひとつあります。それは、止水栓が誤って閉まっていないか確認してください。
止水栓が閉まっていると、トイレの水が流れることはありません。
もし、止水栓が閉まっている場合は、止水栓を開けることでトイレの水が流れないという症状はなくなります。
次はトイレタンク内が原因で、トイレの水が流れない場合。
これは基本的にトイレタンク内の部品が劣化しているか、故障しているかなので、水道修理業者へ相談・依頼するようにしてください。
2.「トイレ修理内容別費用相場」
この項目においては「トイレ修理内容別費用相場」を解説しますので、費用の参考にしていただければ幸いです。
・「トイレの水漏れの場合」
トイレの水漏れの場合は、基本的にパイプのナット類やパッキンの劣化によって引き起こされることが殆んどです。
したがって費用の相場としては、パッキンや調整作業が殆んどになりますので、5,000円~11,000円ほどの相場となります。
もちろんですが、水漏れの種類や度合い、トイレの構造によって変動することがありますので、この辺も把握しておいてください。
・トイレの水が止まらない場合
基本的にトイレの水が止まらない症状というのは、トイレタンク内の部品の劣化や破損によることで引き起こされることが非常に多いです。
したがってトイレタンクの着脱があるかないかで、費用の相場も変わってきます。
トイレタンク着脱なしの場合は、6,000円~10,000円(※変動あり)
トイレタンク着脱ありの場合は、11,000円~30,000円(※変動あり)という相場になります。
因みに古いトイレタンクになりますと、部品の取り寄せが不可能であったり、修理不可の場合も多々ありますので、タンクの交換が必要になることもあります。
トイレタンクの交換は、数十万円からと認識しておくと良いでしょう。
・トイレの水が流れない場合
トイレの水が流れない場合は、基本的にタンク内の修理となることが殆んどです。よって上記にある「トイレの水が止まらない場合」と同じ費用相場となりますので、把握しておいてください。
もちろんですが、変動するということも念頭に入れていただくと幸いです。
最後になりますが、いずれの症状の場合も基本的には止水栓を閉めてから、対処するようにしてください。
止水栓を閉めない状態で対処してしまうと、トイレの中が水浸しになってしまう可能性があります。