この記事では「トイレのつまり困った時に薬品で直すやり方」について取り上げていきたいと思いますので、是非とも参考にしてみてください。
1.「トイレのつまり困った時に薬品で直すやり方」
ここではトイレのつまりの原因別やトイレつまりを解消してくれる薬剤の種類について取り上げつつ、直すやり方について触れていきます。
・トイレつまりを解消してくれる薬剤の種類
トイレつまりの原因が尿石やヌメリの場合は、市販のサンポールやデオライト、クエン酸などが有効とされています。
また、トイレつまりの原因がトイレットペーパーや大便の場合は、重曹が有効になってきます。
基本的に何れもスーパーやホームセンター、ディスカウントショップなどで手軽に購入できる薬品ばかりですので、トイレつまりの予防などを考えている方は是非押さえておきましょう。
・トイレつまりの原因場合別に見ていこう!
・トイレットペーパーや大便が原因
トイレつまりの原因が大便やトイレットペーパーの場合は、重曹が有効です。
そもそも重曹とは基本的に炭酸水素ナトリウムで、アルカリ性の化合物になります。これを酢やクエン酸と合わせて使うと、炭酸ガスが発生してきます。
この発生した炭酸ガスで、トイレつまりを解消しようというものです。
炭酸ガスの力によってつまりを分解してくれる働きがあります。
・尿石等の汚れが原因
トイレつまりの原因が尿石などの汚れである場合は、酸性の薬剤が有効になってきます。酸性の薬剤とは、市販のサンポールが一番分かりやすいでしょう。
もちろんですが、サンポールはスーパーなどで手軽に購入できますので、1本は家に置いておいてもいいと思います。
サンポールを使ったトイレつまりの解消の仕方は、トイレの便器に適量のサンポールをかけてください。
その後、トイレブラシでこすり、水を流すだけでトイレつまりは解消されます。
トイレつまりが解消される理由としては、排水管にこびりついた尿石や汚れを落としてくれるので、つまりが解消されるというものです。
もしも、尿石や汚れの度合いが酷く、落ちにくい場合は、しばらく放置(30分程度)してから水を流してみてください。
また、サンポールの他にもトイレつまりを解消してくれる洗浄剤が存在します。
これもスーパーやディスカウントショップで購入できます。錠剤タイプの洗浄剤で、大体200円~300円台で購入できることが多いのです。
因みにトイレの他にも使えるものですので、購入しておいて損はないと思います。
この錠剤タイプの洗浄剤の使い方としては、トイレの水たまり部に錠剤タイプの洗浄剤を入れてください。そして、30分~1時間程度放置して、水を流してください。
尿石や汚れ、ヌメリなどが解消されトイレつまりがなくなります。
※薬剤でトイレつまりが解消できない場合もある※
上記では薬品(薬剤)でトイレつまりを解消するやり方をご紹介させていただきました。
しかしながら、薬剤を使ってもトイレつまりを解消できないこともあります。薬剤を使ってトイレつまりを解消できない場合は、固形物がつまっている場合です。
固形物とは、基本的に生理用品やボールペン、子供のおもちゃなど(小さいお子様がいる家ではよくあるトラブルかもしれません)、これらの固形物がトイレにつまってしまうと薬剤を用いたところで、トイレつまりを解消することは難しいのです。
特にトイレの奥の方まで、固形物がつまっていると尚更難しいですし、水道修理業者へ依頼すると、より高額となってしまいます。
したがって、「トイレつまりの原因が分からない」「固形物を落としてしまったことに心当たりがある」という場合は、無理せずに自分の信頼している水道修理業者へご相談・ご依頼するようにしてください。
2.「そもそもトイレがつまる原因とは?」
最後の項目において「そもそもトイレがつまる原因」について見ていきます。
・トイレットペーパーの流し過ぎ
トイレのつまりで一番多い原因といっても過言じゃないのが、トイレットペーパーの流し過ぎです。ここに大便なども加わると尚更、つまりやすくなってしまいます。
よって、これらが原因でトイレがつまらないようにするには、日頃から複数回に分けてトイレを流すという方法や、トイレットペーパーを使う量を若干減らしてみるなどという対策がありますので、是非試してみてください。
・尿石などの汚れ
トイレのつまりとなるのが、尿石などの汚れやヌメリなどです。
これらが排水管に蓄積されると、水がながれにくくなり、やがてトイレつまりを引き起こします。
これらを防ぐには、日頃からサンポールや錠剤タイプの洗浄剤を用いて、手入れをしておくことでトイレのつまりは引き起こされにくくなることでしょう。