この記事では「トイレでボコボコ音がするのは何故?」というテーマで、トイレがボコボコと音を生じさせる原因や解消方法について取り上げていきますので、参考にしてください。
1.「トイレでボコボコ音がするのは何故?」
トイレを使用した後に水を流すと思いますが、通常であれば普通に水が流れてゆきボコボコと音がするというのは普通あり得ません。
しかしながら、トイレ使用後に水を流した際に「ボコボコ」「ポコポコ」という音を立てることがあります。
この「ボコボコ」「ポコポコ」という音の正体は、便器の排水管が詰まっている可能性があるということです。詰まっていなくとも、詰まりかけているときにも「ボコボコ」「ポコポコ」という音が生じるときがあるのです。
これらの音がトイレだけから聞こえてくる場合は、トイレの排水管に異常があるということですが、キッチンや洗面台、お風呂からも聞こえてくる場合は、排水管に負担がかかり、寿命がきていることを示します。
このような場合は、大規模な工事が必要になる場合もありますので、水道修理業者へ相談するようにしてください。
特に詰まりの原因として一番多いのが、トイレットペーパーです。
トイレットペーパーは基本的に水に溶ける紙ですが、それらを大量に流してしまうことでトイレが詰まってしまうことがよくあります。
数回、水を流して流れてくれる場合もありますので、是非試してみてください。
数回、水を流して解消できればいいのですが、一筋縄ではいかない場合もあります。その際の解消法は後程、解説したいと思います。
トイレットペーパー等が詰まりかけていると、必然的に水が流れにくい条件が揃っているということになります。イコール、水の勢いが弱まっている証拠です。
このような理由から「ボコボコ」「ポコポコ」という音が聞こえてきてしまいます。
また、トイレのトラブルではなく天候によってトイレから「ボコボコ」「ポコポコ」という音が生じる場合もあります。
それはズバリ「雨」です。
普通の雨量でも「ボコボコ」「ポコポコ」という音が生じるときもありますが、台風などの大雨や局地的に豪雨だった場合は、「ボコボコ」「ポコポコ」という音が聞こえてくることが多いのです。
理由としては、大量の雨水が一気に排水管に流れ込んでしまうからです。
よって「ボコボコ」「ポコポコ」という音の原因となってしまうのです。しかしながら、これはトイレのトラブルではありませんので、雨が止むのをじっと待つしかありません。
強いていうならば、お風呂や皿洗いなどの生活用水を減らすことで、「ボコボコ」「ポコポコ」という音を聞く頻度を減らすことは可能です。
気になればチャレンジしてみてください。
最後にまとめてみますと、トイレットペーパーやアクセサリーなどを不意に流してしまい、詰まりが生じたり又は詰まりかけることで「ポコポコ」「ボコボコ」という音の原因になってしまいます。
もうひとつは、トイレのトラブルではなく天候によるものです。特に雨の日は「ボコボコ」「ポコポコ」という音がトイレから生じることがあります。
※後者の場合はトイレのトラブルではありません。
2.「トイレのボコボコ音の解消法」
この項目においては「トイレのボコボコ音の解消法」をご説明致しますので、是非役立ててみてください。
トイレから「ボコボコ」「ポコポコ」という不快な音がしたら、それはトイレットペーパーやアクセサリー等が詰まっている証拠です。若しくは詰まりかけている状態。
上記でも解説しましたが、雨天により「ボコボコ」「ポコポコ」という音がトイレから生じる場合もありますので、よく天候を把握するようにしてください。
・少量のぬるま湯を流していく
トイレから「ボコボコ」「ポコポコ」という音がしだしたら、トイレットペーパーやアクセサリーが原因なことがあります。
一番多いのはトイレットペーパーでしょう。
トイレットペーパーは水に溶けやすい紙ですので、ぬるま湯(できれば少しだけ熱め)を流してください。
ぬるま湯によってトイレットペーパーがふやけて流れやすくなっていくのです。
ここで注意点として熱湯は絶対に流さないでください!熱湯を流してしまうと、便器を損傷させる可能性がありますので、ぬるま湯で対処するようにしてください。
ぬるま湯を流したならば、30分ほど放置。そして、もう一度ぬるま湯を流すという作業を2回~3回ほど繰り返してください。
そして、トイレットペーパーが流れていき「ボコボコ」「ポコポコ」という音がなくなれば正常な状態です。