
1.「トイレが詰まってしまう原因は!?」
最初にトイレが詰まってしまう原因についてみていきましょう。
トイレが詰まってしまう原因で非常に多いのが、トイレットペーパーの流し過ぎが挙げられます。
特に神経質な方は非常に多くのトイレットペーパーを使い、流すことが多いので、詰まることが多いようです。その他には、単純に排泄物の量が多いなどでも詰まってしまいます。
また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、おもちゃや家庭ゴミ、稀にスマホやタブレットなどをトイレに流してしまい、詰まってしまうということがあるようです。その他にもオムツや生理用品なども詰まりの現場では確認されています。
そして、私たちが日常生活で何気なく使用しているティッシュペーパーですが、ティッシュペーパーは基本的に水には溶けませんので、油断してトイレに流してしまうと詰まりの原因となって、取り返しのつかない状態にもなってしまうことがありますので注意してください。
2.「誰でもできる!トイレ詰まりを自分で直す方法」
この項目においてはトイレの詰まりを自分で直す方法について解説致します。
最初にトイレの詰まりを自分で直す方法の前に、トイレの詰まりを事前に予防する方法について解説していきましょう。
・トイレ詰まり予防方法
トイレ詰まりを事前に予防する方法としては、普段の掃除をこまめにするということが非常に大切です。
週に1~2回ほどトイレクリーナーを便器に使用して、2~3分ほど放置して流してあげることで詰まりの予防になるのです。ここで注意して欲しいのが、トイレクリーナーを使いすぎると、詰まりの原因にもなってしまいますので注意してください。
しかし、普段の掃除を怠りなくしていても詰まりが生じてしまうことがあります。
トイレの詰まりがトイレットペーパーが原因だと明確な場合には、トイレクリーナーの成分である、「水酸化ナトリウム」「次亜塩素酸塩」「界面活性剤」などが有効です。理由としては、これらの成分は紙を溶かしてくれる働きがありますので必然的に詰まりは解消されます。
・トイレの詰まりを自分で直す方法
ここでいよいよ本題のトイレの詰まりを自分で直す方法について取り上げます。
・「水、若しくはお湯を用意する」
トイレの詰まりの原因がトイレットペーパーである場合に有効な方法になりますが、水かお湯を用意してください。(お湯の温度は、45℃~60℃がいいでしょう)
水、若しくはお湯を比較的高い位置からゆっくりとトイレに流します。
そして、水を流したときに普段通りに流れるのであれば、詰まりの方は解消されているということになります。
・「重曹とクエン酸を用意する」
トイレが詰まって困ってしまった場合には、重曹とクエン酸が有効です。
用意するものは、重曹が4/1カップを1杯、クエン酸を100ml(お酢でもOKです)、お湯は上記と同様の温度のものを、便器の半分ほど用意してください。
手順としては、先ず重曹を便器に入れていきます。次にクエン酸若しくはお酢100mlを使って、同様に便器に入れていきましょう。
最後に便器の半分量のお湯をゆっくりと流していってください。
その後、1時間程度放置して、レバーを引いて水が普段通りに流れてくれれば、トイレの詰まりは解消されています。
・「食器用洗剤を用意する」
最後の項目で解説する方法としては、食器用洗剤を用意してトイレの詰まりを解消するというものです。
特にトイレの詰まりの原因が大便(排泄物)であれば、非常に有効です。理由としては、基本的に食器洗剤はたんぱく質を溶かす成分が豊富に含まれています。
したがって非常に有効な手段となるのです。
手順としては、食器用洗剤100mlを便器に入れていってください。そして、上記と同様のお湯を用意して流してください。
その後、20分~30分ほど放置してから、水位が下がっているのを確認できましたら、またお湯を流してください。
そして、ここでレバーを引いて水を流してみてください。
水が通常通り流れてくれればOKですし、流れなければもう一度この方法を試してみてください。
このように自分でトイレの詰まりを直す方法は色々とありますので、トイレが詰まってしまって困っているという方は、是非とも試してみてください。
それでもトイレの詰まりが解決されない場合は、無理をせずに自分が信頼している水道修理業者に相談・依頼するようにしてください。
水道修理業者はもちろんプロですので、今まで通りの快適なトイレライフを取り戻してくれるでしょう。