こんばんは。今日は給湯器からの水漏れトラブルに見舞われてしまった際に「これも水回りの修理に入るのか？」「そもそも水トラブルなのか？」と考える人が意外と多くいらっしゃいますので、その辺を詳しく解説していきます。

給湯器の水漏れは水回り修理なの？

家でお湯を沸かす際に使用する給湯器。給湯器から水漏れトラブルが生じてしまっている場合は、水トラブルとは限らないのです。水漏れの原因を特定することで、すぐに水漏れトラブルを解消することもできます。

今日は、給湯器から水漏れトラブルが生じてしまっている時の原因や水漏れトラブルを放っておくと、どのような被害になってしまうのか、詳しく解説しますので、参考になれば幸いです。

給湯器からの水漏れトラブルの原因は？

最初に一番大切なことを書きます。それは「原因の特定」です。給湯器からの水漏れトラブルはどのようにして生じてしまったのか？そしてどのようなことが原因なのか？です。

水漏れトラブルが生じてしまった原因を把握しておくことで、的確な判断と冷静な対処ができるのです。ここでは給湯器からの水漏れトラブルの原因を紹介しますので、参考になれば幸いです。

・配管の凍結

真冬等の氷点下が続くような季節になると配管が凍結してしまうこともあります。配管が凍結してしまうと、給湯器から水漏れトラブルが生じてしまうことがあります。

因みに気温があまりにも低く、配管が寒冷地仕様じゃない場合ですと配管の中で水が凍ってしまいます。それらが段々と膨らんでしまうと配管に亀裂が入り、最終的には配管が破裂してしまうのです。

配管に亀裂が入り、破裂してしまうと自ずとそこから水漏れトラブルが生じてしまいます。よってこのようなトラブルを事前に防ぐには配管を新しいものに定期的に交換するか、しっかりと寒冷地仕様の配管を設置することが望ましいのです。

・部品などの経年劣化や破損

給湯器を接続している部分には、もちろんですが内側のパーツが使われております。その中に水漏れを防止するパッキンがあります。このパッキンの寿命としては大体10年くらいです。

10年を過ぎてしまいますと劣化が著しくなり、水漏れトラブルの心配が出てくるのです。

給湯器にはパッキンが複数使われております。一つだけのパッキンが経年劣化や破損し、それが原因で水漏れトラブルが生じてしまったのならば、他の部分のパッキンも経年劣化や破損が進んでいると考えた方が良いと思います。

その後、新しいパッキンや部品に交換することで水漏れトラブルを防ぐことができるのです。

・長期間使用していない

給湯器は長期間使用しないことによって、給湯器の中の圧力が高まります。圧力が高まってしまうと水抜き栓の部分から水漏れトラブルが生じてしまうこともあるのです。

特に長期出張や長期旅行が多い方はご注意ください。

しかしながら、これが原因の場合は心配ご無用です。時間が経過すると解消することがありますので、放っておいてみましょう。

それでも一行に水漏れトラブルが収まる気配がないならば、劣化か破損している可能性がありますので、給湯器自体を点検してみてください。

給湯器の買い替え時は？

給湯器の買い替え時＝寿命は大体ですが10年くらいと言われております。もちろんですが、15年ほど使用しても何も問題がない給湯器もあります。しかしながら、一般的な寿命は10年くらいであり、10年を過ぎてしまうといつトラブルが生じてしまってもおかしくない状況なのです。

内側に使われているパッキン等の部品の寿命も10年くらいですので、目安は10年と念頭に置かれていた方が良いかと思います。

給湯器の内部部品の経年劣化や破損が原因で水漏れトラブルが生じている場合は、給湯器自体の寿命ということです。この場合は、部品交換等をして誤魔化して使うよりも買い替えた方が後々のコスパも良いのです。

給湯器からの水漏れトラブルは放っておくととても危険です！

給湯器から水漏れトラブルが生じていても、「すぐに修理しなくてもいいだろう」「なぁに。適当に使えばいいだろう」と考える人もおられますが、その考えはとても危険なのです。

放っておく時間が長いと、危険＝被害性も増してしまうということです。よって早急な修理等をオススメします。

ここでは給湯器の水漏れトラブルを放っておくと、どれほど危険なのか解説しますので、参考になれば幸いです。

・一酸化中毒の危険性がある

ガスの給湯器である場合は、給湯器の内側で水漏れトラブルが生じていれば、不完全燃焼を起こしていることが考えられます。よって内側で水漏れトラブルが生じてしまった場合は、安全装置がありますので安全装置が機能して停止するようになっています。

しかしながら、安全装置が全く機能しないこともありますので、油断しないようにしてください。

不完全燃焼を起こしていると、一酸化炭素が発生してしまいます。一酸化炭素は臭いがしません。よって気づくことが少ないのです。知らず知らずのうちに一酸化中毒になってしまうことがありますので注意してください。

・賃貸物件だと下の階や他の部屋に水が流れてしまう

最初は小さな水漏れトラブルだったとします。しかしながら、パッキン等の部品が経年劣化や破損を引き起こしてしまうと給湯器の周囲が水浸しになってしまうこともよくあります。

このような場合ですと、賃貸物件に住んでいる方だと下の階やら他の部屋に迷惑をかけることがあります。これが原因で家具やら家電等に不利益を与えてしまうと、高額なお金を請求されてしまうことがありますので気を付けてください。

このように給湯器の水漏れトラブルを放っておくと、とても危険なのです。よって大至急対処するようにしてください。

給湯器の故障やトラブルは自力で修理できるのか？

給湯器が故障してしまったりトラブルが発生してしまい、修理をするとなるとお金がかかります。よって自力で修理できないのか？と考える方もいらっしゃいます。

給湯器は自力で修理して大丈夫なのでしょうか？詳しく解説していきます。

基本的にパッキンなどのパーツであれば、自力で新品に交換することができるかもしれません。しかしながら、分解をしてから元通りに組み立てなくてはなりません。

もちろんですが、元通りに組み立てないと給湯器は機能してくれません。こうなってくると自力で修理をするのには大変な手間と労力がかかり、神経がすり減ります。

自力の修理で水漏れトラブルが余計に酷くなってしまい、被害が拡大してしまうこともあります。よって自力での修理が難しいと考えるならば、自分の信頼できるプロの業者にご相談・ご依頼された方が賢明です。

修理費用の事はあまり考えずに、このようなジャンルに精通しているプロの業者に依頼することをオススメします。

もちろんですが、水道職人ではこのようなご相談・ご依頼も承っております。年中無休でご相談・ご依頼をお電話で受け付けております。

水漏れトラブルや水回りのトラブルでお困りの際は、水道職人までお電話ください。適切に対処致します。